着物・帯

桜

花明かり (訪問着)

裾から肩へと微妙に色を移しながら、桜の花びらが漆黒の空間を駆け上がってゆきます。枝を省略する事で、桜花の持つ相反する 性質、強さと儚なさをより際立たせています。日本を代表する花、季節に促われず文様としての桜をお楽しみ頂けます。

水前寺公園

水前寺成趣園 (訪問着)

点描(糸目糊の技法)のみで制作した熊本の名庭、水前寺公園です。細かな色のグラデーションで樹木に影絵を与え、 立体感を表現しています。刺繍のように見えるのは銀泥の糸目糊です。点描3部作の一つ

源氏五十四帖カルタ

源氏五十四帖カルタ文様 (本振袖)

源氏物語が書かれた1000年余りこれ程に様々な美術工芸作品にテーマとして取り上げられたものは他にないと思われます。 (ギリシャのホメロスやオデッセイもそうでしょうか)源氏五十四帖カルタを制作する事になり、その一環として振袖を考案した次第です。 桐壺の巻から夢浮橋までを一枚の着物に書き上げるのは難問ですが、カルタという空間に当てはめてみると構図のイメージが湧いて 着ました、力強い光琳の波と物語の舞台となる六条院の遣水に見立て巻ごとのカルタをその流れに乗せた訳です。